E-JIBAI連動機能が利用できない場合に確認すること。

DREAMPOWERからE-JIBAIと情報をやり取りするためには、いくつかの条件が存在しています。
もしもDREAMPOWERとE-JIBAIの連動が出来ない場合、以下の内容を確認してみてください。

DREAMPOWERの設定を確認する。

インターネットエクスプローラからE-JIBAIを利用することはできるのに、DREAMPOWERからE-JIBAI連動を利用できない場合。
これはDREAMPOWERの設定が足りない可能性があります。
DREAMPOWERでの設定を行う場所は、

マスタ → F9 保険系マスタ → 自賠責発行マスタ

こちらになります。

自賠責発行マスタを開いたときに、ご利用になる保険会社様が存在していたら、該当の名称をクリックして【修正】ボタンを押します。

もしも、該当する名称が存在していない場合は【追加】ボタンを押して、新しい接続設定を作成します。

【修正】ボタンでも【追加】ボタンでも、E-JIBAIシステム設定が表示されます。

E-JIBAIシステム設定

【管理名称】

表示名になります。
ここは任意で分かりやすいお名前を入力してあげてください。

【サーバー】

ご利用になる保険会社様のサーバーを選択します。
もしもこの一覧に保険会社様が存在していない場合、設定を追加する必要があります。
初期状態で設定が存在している保険会社様は以下になります。

  • NTT(共同ゲートウェイ)
  • 富士通(共同ゲートウェイ)
  • 日立(共同ゲートウェイ)
  • 東京海上日動
  • あいおい損保(あいおいニッセイ同和損保)
  • 三井住友海上
  • 日本興亜損保
  • 日新火災

上記に存在しない保険会社様でも、共同ゲートウェイをご利用になっていればDREAMPOWERとの連動ができる可能性があります。

ただ、上記に存在せず、個社認証を利用している保険会社様の場合、DREAMPOWERとは連動できない可能性が高くなります。

利用できる保険会社様かどうかわからない場合には、日本カーネットサポートセンターまでお問い合わせください。

【ログインID】と【パスワード】

この【ログインID】と【パスワード】は、保険会社様から発行されたE-JIBAIにアクセスするためのものになります。
【ログインID】と【パスワード】については、保険会社様にお問い合わせください。

【パスワード】には利用期限があります。
利用期限が切れたパスワードでは接続ができません。
保険会社様に新しいパスワードを発行してもらい、その都度、ここの設定も見直す必要があります。

【営業所コード】と【担当者コード】

【営業所コード】と【担当者コード】については、保険会社のご担当者様にご確認ください。

入力は必須ではありません。
入力しなくてもE-JIBAI連動を利用することは可能です。

【F9 OK】ボタンと【選択】チェック

設定を入力できたら、【F9 OK】ボタンを押して登録をします。
その後、【基本設定】の画面にもどりますので、今登録した設定がちゃんと存在していることを確認します。

最後に、利用する設定をクリックして【OK】を押します。
これで【選択】にチェックが入り、設定は完了となります。

今後利用されるE-JIBAI連動設定は【選択】チェックが入っている設定が適用されます。

DREAMPOWERの設定は確認したが、E-JIBAI連動ができない。

DREAMPOWERの【自賠責発行マスタ】にはちゃんと設定が存在しているのに、E-JIBAI連動機能が利用できないときは、インターネットエクスプローラから直接E-JIBAIが利用できることを確認します。

E-JIBAIに接続するためには、保険会社様から電子証明書をインストールされたパソコンである必要があります。

DREAMPOWERも保険会社様の電子証明書を利用して、E-JIBAIとの連動を行います。

そのため、保険会社様から電子証明書をインストールされていないパソコンではE-JIBAI連動の機能も利用することはできません。

電子証明書の有無を確認する方法としては、DREAMPOWERを利用せず、インターネットエクスプローラで直接E-JIBAIにアクセスしてください。

問題なくログインが可能なら、保険会社様の電子証明書に問題はありません。

インターネットエクスプローラからも直接E-JIBAIにログインが出来ない場合、電子証明書かパスワードの利用期限が切れている可能性があります。

この場合は保険会社様にご連絡し、新しい電子証明書やパスワードの発行が必要になります。

E-JIBAI連動機能は利用できたが、途中でエラーが発生してしまう。

DREAMPOWERとE-JIBAIで情報をやり取りするために、利用しているソフトウェアがあります。

印刷ができなかったり、データのやり取りが出来なかったりする場合、インストールされているソフトウェアが足りない可能性があります。

必要なソフトウェアがインストールされているか、確認してみてください。

E-JIBAI連動機能に利用しているソフトウェアのリンク

データ連動に利用しているソフトウェア
JAVA

印刷に利用しているソフトウェア
Adobe Reader

最新のソフトウェアを利用している。

E-JIBAIのシステムに原因があるのですが、最新すぎるソフトウェアを利用している場合、そもそもE-JIBAIのシステムが対応していない可能性があります

一例として、2013年3月現在、E-JIBAIはシステムそのものが【インターネットエクスプローラ10】には対応していません。

同様に、JAVAやAdobe Readerも最新すぎる場合は逆にエラーを引き起こす原因になってしまう場合があります。

この場合は古いバージョンのソフトウェアを利用するか、それが不可能な場合、E-JIBAI側が最新のシステムに対応することを待つほかありません。

必要な設定やソフトウェアはそろっているのに、印刷が出来ない。

これまでの内容を確認しても問題は見当たらないのに、それでもやっぱり印刷ができない場合、プリンタの設定に問題があるかもしれません。

一例として、E-JIBAIで印刷を行う場合、【通常使うプリンタ】として設定されているプリンタからの印刷となります。
【通常使うプリンタ】チェックの入っていないプリンタからは印刷できませんので、ご確認ください。