一見さんのお客様の処理。

DREAMPOWERの使い方としては、顧客と車両をきちんと登録していただき、伝票作成や入金処理をしていただくことを推奨しております。

ただ、車検整備などで入庫されたお客様は今後も顧客としてお付き合いしていきたいと思いますが、ちょっと立ち寄られたような一見さんについては顧客登録せずに処理したいという場合があると思います。

このような場合、1つの方法として以下のような処理ではいかがでしょうか?

一見さん専用の顧客を登録する。

よく利用される例としては、【上様】という顧客を登録しておく方法です。

一見さんの伝票は【上様】の台帳に集まってくることになります。
入金処理をされる場合も【上様】で処理することになります。

【上様】を利用して伝票の作成を行う。

【上様】で伝票の新規作成を行ったとき、以下のように伝票を設定します。

請求先:【上様】

請求先は【上様】のままです。

顧客: 【上様】の顧客コードを削除する。

【上様】の顧客コードを削除します。
顧客コードが削除されると、顧客名を直接入力することが出来るようになります。
請求書の宛先としたい一見さんのお名前を入力します。

車両:【車両なし】か【臨時車両】として登録。

車両情報が必要ない場合、【車両なし】のボタンを押します。

車両情報を保存しておく方法としては、【臨時車両】として登録する方法があります。
【臨時車両】として登録をした場合、【削除車両】に情報が保存されます。

【臨時車両】として登録しなくても伝票は作成できるのですが、車両情報を記載しておいた方がお客様に分かりやすいと思います。
同時に、整備履歴として車両情報を残しておくことにもなります。

伝票の印刷をする。

このまま印刷を行うと、宛先は【上様】になってしまいます。

印刷設定画面で【手入力顧客を請求先に印刷する】にチェックを入れます。
【手入力顧客を請求先に印刷する】にチェックを入れると、直接入力した顧客名(一見さん)を宛先に設定することが可能になります。

印刷できるのは名前だけです。
住所の印刷は出来ません。
一見さんでも名前と住所をきちんと印刷したいなら、通常の手順で顧客と車両を登録し、伝票の作成を行なってください。